Oリング

Oリングを組み込む際の注意点は?

いくつかあります。
詳細はカタログ19ページ「組み込み時の注意事項」をご参照ください。

取外したOリングを再使用できますか?

できません。
必ず新しいOリングと交換してください。

Oリングを軸に組み込む際、Oリングを伸張させる必要がありますが、どの程度まで伸ばしてよいですか?

伸張率の上限は、「伸び(%)」実測値の40%を目安としてください。
ゴム材料の試験項目の「伸び(%)」については、カタログ10ページ〈表4-1〉左列の常態「伸び(%)」をご確認ください。
計算例については、カタログ19ページ「組込み時の伸長率について」をご参照ください。

組付けに使用するグリースとOリング材料との相性を確認したい。推奨グリースは?

一般的なリチウム石鹸グリースであればニトリルゴム、フッ素ゴムとの相性は問題無いと思われます。
潤滑油とゴム材料の相性については、カタログ8~9ページをと参照ください。

Oリングを保管する場合の注意点は?

いくつかあります。
カタログ19~20ページ「保管上の注意、及び保管期限」をご参照ください。

Oリングの保管期限は?

下表をご参照ください。
倉庫の中で直射日光・高温・高湿を避け、密封包装状態で保管されているものが対象となります。

製 品 材 料 保管期限
ゴム単体品 ニトリルゴム(NBR) 10年
シリコーンゴム(VMQ) 20年
ふっ素ゴム(FKM) 20年
アクリルゴム(ACM) 20年
エチレンプロピレンゴム(EPDM) 20年
水素化ニトリルゴム(HNBR) 10年
スチレンブタジエンゴム(SBR) 10年
ウレタンゴム(AU) 10年