NOKグループ腐敗・贈収賄防止方針

2023年4月1日制定

NOKグループでは、『企業行動憲章』において、「公正で透明かつ自由な競争ならびに適正な取引、政治・行政との健全かつ正常な関係の保つこと」を掲げ、腐敗・贈収賄の禁止を宣言しています。
また、当社グループは「国連グローバル・コンパクト」の署名企業として「国連グローバル・コンパクトの10原則」を尊重し、さらに腐敗・贈収賄防止の取り組みを推進するため、「NOKグループ腐敗・贈収賄防止方針」をここに定めます。
本方針において、国内外の公務員及びこれに準じる立場の者(以下「公務員等」という)並びに民間人および民間企業に対する贈収賄防止に係る基本方針を定め、これを遵守することにより、事業活動を通じて腐敗防止について誠実に取り組み、社会・企業双方の持続可能性および透明性を向上させるべく努めてまいります。

1.法令の遵守

職務遂行において、関係する国及び地域における贈収賄を禁止する法令及び諸規則(以下「贈収賄関連法令等」という)を遵守します。

2.不正な利益供与・受領の禁止

国内・海外、直接・間接、公務員等・民間人・民間企業を問わず、不正・不当の利益を得る目的で、贈収賄関連法令等で禁止されている行為(ファシリテーション・ペイメントを含む)は行いません。

3.第三者を通じた贈賄の禁止

エージェント、コンサルタント等の第三者との取引関係を適切に管理することにより、それらの第三者を通じた贈賄行為を防止し、当該行為を黙認することはしません。

4.適正な会計と記録の管理

本方針に関係する全ての取引について、事実に基づき正確に会計帳簿その他の記録を作成し、かつ適切な会計処理を行い、その記録を適正に保管します。

5.教育・研修

役員及び従業員に対し腐敗・贈収賄防止に関する教育・研修を実施し、本方針の趣旨および内容について周知徹底を行います。

6.内部通報制度の効果的な運用

本方針に違反する行為またはそのおそれがある行為を認識した場合に相談・通報できる窓口を整備し、その活用により当該行為の発生防止・早期発見・是正を行います。

7.リスク評価と見直し

腐敗・贈収賄リスクを定期的に評価し、リスクの高い事業活動に対して重点的な対処を行い、必要に応じて本方針及び本方針に基づく対応について見直しを行います。

8.モニタリングと継続的改善

本方針および腐敗・贈収賄防止に関する社内規程の遵守状況をモニタリングし、その結果に基づき継続的に改善を図ります。