オイルシール
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自動車のエンジンやギヤードモータなどに使用され、主に回転軸端部からの油漏れや、外部からのほこりの侵入を防止します。
オイルシールとは、オイル(油)をシール(封じる)するという意味です。機械製品に使用される潤滑油をはじめ、水、薬液、ガスなどが機械の“すきま”から漏れるのを防ぐと同時に、外部からほこりや土砂が侵入するのを防ぐ働きをしています。
自動車や航空機、船舶、鉄道車輛、建設機械、農業機械、石油化学プラント、家電製品など、さまざまな分野における機械の密封装置として欠かすことのできない製品なのです。
日本のオイルシールの歴史はNOKのオイルシールの歴史です。独自開発した「密封理論」に基づく安定した品質の製品を世界に送り出しています。
- 基本情報
- 資料・カタログ
基本構造
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オイルシールは金属環にシールリップを構成する合成ゴムを焼付け接着し、組み込んだ"ばね"により軸を適度にホールドすることで、運動している部分のシールを可能としています。
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- 正常な取り付け状態にある回転用オイルシールは、大気側からわずかな空気を吸い込んでおり、この吸い込み現象によって油が外に漏れません。
- 往復動用オイルシールは、押し行程と引き行程での油膜厚さの差が油漏れとなるので、この油膜厚さが最適となるように、オイルシールの接触圧力分布(最大接触圧力勾配)が決定されています。
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オイルシールカタログ
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