アイアンラバーベルト

張力の設定方法は?

伝動中に発生する最大有効張力とベルトの用途に応じて決まります。
詳細はカタログ96ページをご参照ください。

張力のチェック方法は?

3つの方法によりチェックすることが可能です。
詳細はカタログ97ページをご参照ください。

ベルトの許容張力は?

ベルトの型式ごとに異なります。
詳細はカタログ24~71ページの許容張力の表をご参照ください。

ベルト多本掛けの場合の注意点は?

  • ベルト幅を算出する際、ベルトに負荷が均一に加わる場合は負荷をベルト本数で割った値で、不均一になる場合はベルト1本に加わる最大の負荷でそれぞれ計算する必要があります。
  • 装置設計の際は、ベルト1本ごとに張力やプーリアライメントが調整できる構造にしてください。
  • ご発注の際は、マッチドセット品をご指定ください。
    詳細はカタログ99ページをご参照ください。

なお、早期破損の原因となりますので、交換の際はすべてのベルトを同時に交換してください。

プーリの位置ずれの許容範囲は?

プーリアライメントに狂いがあると、ベルトの早期破断やフランジ脱落の原因となります。
設定範囲の目安についてはカタログ98ページをご参照ください。

アイドラを使用する場合の注意点は?

アイドラを使用することで屈曲回数が増え、耐久面で不利となる点をご承知おきください。
詳細はカタログ99ページをご参照ください。

背面アイドラを使用する場合の注意点は?

クラウンのない平プーリにしてください。
ベルト型式により最小径が異なりますのでご注意ください。
詳細はカタログ99ページをご参照ください。