アイアンラバーベルト

ベルト選定の手順は?

以下の手順に沿って選定ください。
①計算に用いる「設計容量」「設計トルク」の算出
②ベルト型式の決定
③プーリ歯数の決定
④ベルトとプーリのかみ合い歯数の算出
⑤ベルト幅の算出
詳細はカタログ11ページをご参照ください。
また、カタログ12~15ページの「例題1」~「例題4」をご参照ください。

カタログ11ページ『手順5ベルト幅bcの算出』の表はどのように使うのか?

Vガイド付きベルト、幅広ベルト、FAT1ベルトは、幅係数(fw.fx)によるベルト幅の補正が必要となります。
カタログ11ページの表は、この補正に必要な幅係数(fw.fx)を示したものです。

ベルト幅bcは許容伝動容量Psまたは許容伝達トルクMdsを使って算出します。
PsとMdsはベルト型式とプーリ回転数で決まる値です。
詳細はカタログ17ページをご参照ください。

補正例として、『T5-V』を使用する場合、カタログ17ページの表でT5の欄と回転数から読み取ったPsまたはMdsを使って fw=1、fx=6としてベルト幅を算出します。
『T5』『AT10』等の一般ベルトは補正が不要なので、『その他』のfw=1、fx=0を使って算出します。

ベルト多本掛けの場合の使用方法は?

  • ベルトはマッチドセット品でご使用ください。
  • ベルト張力やプーリアライメントは、ベルト1本ごとに調整できる構造にしてください。
    詳細はカタログ99ページをご参照ください。

リニアベルトの両端を固定するには?

クランプを使って固定してください。
詳細はカタログ9ページ右列をご参照ください。

最小プーリ歯数は?

ベルト型式と回転数により最小プーリ歯数が決まります。
詳細はカタログ98ページをご参照ください。

最大プーリ歯数は?

機械加工の制約により最大プーリ歯数が決まります。
カタログ24~51ページの寸法表の最大歯数を超えるものについては、手書きで結構ですので案図を作成のうえご購入窓口へご相談ください。